「”作る”だけで終わらせない建築へ」
笑顔があふれる家を建てる喜び。
家を作り終えた瞬間、家は私共の手を離れますが、それは家が生まれた瞬間でもあります。
そして、住まい手にとって新しい生活が始まる瞬間でもあります。
人が成長し、老い、変化するようにライフサイクルの中で形あるもの(=家)も自然の摂理に従い、傷んだり、変化します。
家を完全無欠の固定した物(=商品)として考えるのではなく、私は社会・環境の中で絶えず変化するものだと考えます。
“家”という【もの】ではなく、“家づくり”という【こと】を私は創り出しているのだと思っています。
だからこそ定期的に家を点検し、直しながら、長く大切に使い続けることに意味があると考えました。
家を考え→作り→調べ→直す。このサイクルを繰り返すことで私はただ”作る”にとどまらず、家をお客様のライフサイクルを通じ見守り続ける、そんな持続的なお手伝いがしたいと考えています。